男性名詞と女性名詞

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フランス語では、名詞は女性と男性に分かれます。

自然に性のあるもの、つまり動物や人間などはその性に従いますが、無生物も男性か女性か決められています。

「机」は女性、「本」は男性、「窓」は女性、「オートバイ」は女性、「自転車」は男性。。。抽象名詞でいえば、「愛」は男性、「勇気」は男性、「自由」は女性、「悪」は男性。。。

どうして「オートバイ」が女性で「愛」が男性なのかと聞きたくなると思いますが、理由はありません。そう決められているからです。

そう昔文法で習いましたが、長年フランス語に親しんでいると、初めて出会った言葉でも大体男性か女性か推測できるので、きっとなんらかの法則があるのだろうと思います。

イタリア語やスペイン語も、名詞は男性と女性に分かれます。

イタリア語に接していちばん最初に驚いたこと、それは「花」という単語がフランス語 (fleur) では女性名詞なのに、イタリア語 (fiore) では男性名詞だということです。ちなみにスペイン語 (flor) でも花は女性名詞です。

さらに「太陽」は三語とも男性、「月」は三語とも女性ですが、「海」についてはフランス語 (mer) ・スペイン語 (mar) は女性なのに、イタリア語 (mare) だけは男性です。

「花」と「海」という女性名詞がふさわしいと思われる言葉が、イタリア語では何故男性なのかとても不思議でした。

でもこれは「花」というイメージと「女性」というイメージを勝手に結びつけているだけなのですね。女性名詞と言っても、何もその言葉のかもし出すイメージがおしとやかだとか、優しいとかいうわけでは全然ないのです(あ、これはジェンダー・バイアス)。

でもやっぱり「花」と「海」は女性名詞の方が言葉の想像力をふくらませることができるような気がします。他の言語ではどうなのでしょう。。。? (Y.A.)

 

 

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このページは、Homeが2009年7月31日 22:11に書いたブログ記事です。

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